2021-01-01から1年間の記事一覧

辞書を編む(飯間浩明)

少し前に読んだ「機械の言葉〜」で人間の言葉が想像以上に複雑なことがわかった。その中に、言葉による言葉の説明が意味を持つのは、言葉なしにいくつかの言葉の意味を理解している時だけであって、それを持たない機械に言葉の意味を理解させることは難しい…

アドラー心理学入門(岸見一郎)

なんか有名だし、教育とも関連が深いみたいなイメージもあるのでいつかかじってみたいと思っていたアドラー心理学。ほどほどに薄い新書で、帯に「どう生きたらいいのか…」アドラー心理学なら明確に答えることができる!とあるのを見て読むことにした。まずア…

ヒトの言葉 機械の言葉「人工知能と話す」以前の言語学(川添愛)

授業で機械の言語について少し学んだタイミングでこの本に出会った。帯を見ると、しゃべるAIについても書かれているようで、AIがどのように言葉を扱っているか気になると思い購入。 AIの進歩は目覚ましい。最近だと、どっかの研究でAI同士が勝手にコミュニケ…

現代語訳 論語と算盤(渋沢栄一 訳:守屋淳) 

渋沢栄一は次の1万円札の顔に選ばれ、大河ドラマの主人公にもなった、とてもタイムリーな人物。日本実業界の父と呼ばれており、日本の資本主義と深く関わっていることもあって興味を持ち購入。近代日本の発展に尽力した人物であり、多くの会社や大学の設立に…